この記事でできること・必要なもの
この記事を読み終えると、企画から1ページ公開、独自ドメイン・SSL化、改善までの全体手順を再現できます。対象は「初めて無料サーバーで公開したい」初心者です。完成形は https://あなたの住所/ で開ける1ページ+改善の回し方です。
仕組みが不安な場合は、先にHTTPとはとWebサーバーとはで往復と置き場所の概念を押さえると迷いません。中身の文書の書き方はHTMLとは、置く作業の実践はHTMLの公開方法で扱います。
必要なもの
- パソコンとブラウザ(Chrome・Firefox・Edge・Safariのいずれか)
- テキストエディタ(メモ帳・VS Codeなど。Wordは使わない)
index.htmlを作るための30〜60分(最初は1ページでよい)- FreeHostBoxアカウント(無料。無料サブドメイン+独自ドメイン持ち込み、無料SSL、広告なし、FTP・オンラインファイルマネージャーをご用意しています。ぜひ無料プランでお試しください)
- 独自ドメインは後付け可能(最初は無料サブドメインで練習が安全です。考え方はドメインとはで解説しています)
注意: 管理画面の表示に従って進めてください。
- 1ページ分の見出し3つを言葉にできる
- HTMLかWordPressかの方針を仮決めできる
- 無料サーバーと無料サブドメインで始める準備がある
- 公開後にHTTPS化まで行うと理解している
全体手順:5段階の地図
Webサイト公開までの最短手順は次の5段階です。企画 → 作成 → 公開場所の用意 → 公開 → 育てるの順に進めます。最初から10ページ計画や凝ったデザインは不要です。1ページ公開→改善の方が速く学べます。
- 目的と1ページ目を決める(誰向け・何を伝えるか)
- HTMLで1ページ作る(またはWordPressを選ぶ)
- 無料サーバーを用意する(公開場所の確保)
- アップロードして公開・SSL化する(世界へ届ける)
- 独自ドメイン・改善へ拡張する(育てる)
この地図は、Webサーバーとはで扱った4点(HTML・転送・ドメイン・SSL)に対応しています。1〜3が準備、4が公開、5が拡張です。次章で各段階を7ステップの作業手順に分解します。
| 段階 | やること | 成果物 | 対応記事 |
|---|---|---|---|
| 企画 | 目的・読者・行動目標を決める | 見出し3つ+1文紹介 | 本記事の手順1 |
| 作成 | HTMLまたはWordPressで作る | index.html またはWP初期サイト | HTMLとは/WordPressとは |
| 場所 | 無料サーバーを用意する | 公開フォルダとURL | 無料レンタルサーバーとは |
| 公開 | 転送+HTTPS化して確認 | https:// で開ける1ページ | HTMLの公開方法/SSL/HTTPS設定手順 |
| 育てる | 独自ドメイン・改善を回す | 更新体制・計測・拡張 | 独自ドメイン設定/DNSとは |
詳細手順:7ステップで1ページを公開する
番号付き7歩で作業を進めます。各ステップの所要は目安であり、詰まったら対応記事へ寄り道して戻ってきてください。
ステップ1:目的と1ページ目を決める(15分)
誰向けか、読後に何をしてほしいか、最初の1ページの見出し3つだけ決めます。店舗なら「営業時間・場所・メニュー」、ポートフォリオなら「自己紹介・作品3点・連絡先」に絞ります。最初から問い合わせフォームや会員機能は載せません。
ステップ2:HTMLかWordPressかを選ぶ(10分)
特徴を表で比較します。迷ったらHTMLで1ページ公開してからWordPressを触ると、両方の理解が深まります。
| 観点 | HTMLから始める | WordPressから始める |
|---|---|---|
| 学習・軽量・速さ重視 | ◎ 置くだけで表示、仕組みが透ける | ○ 初期設定とDBが必要 |
| 頻繁な更新・複数人・事業サイト | ○ 手作業更新になる | ◎ 管理画面で更新・権限分担が容易 |
| 必要知識 | タグの基礎(h1・p・a・img) | サーバー・DBの概念、ログイン管理 |
| 公開の重さ | 最軽量。まず1ページに最適 | 機能豊富な分、初期の面倒が多い |
| 次の記事 | HTMLとは | WordPressとは |
HTML選択時は次章のコード全文をそのまま使えます。WordPress選択時はWordPressの始め方へ進んでください。
ステップ3:無料サーバーを用意する(20分)
無料レンタルサーバーとはで条件を確認し、学習・試作なら無料から始めます。チェック観点は容量・PHP/MySQL対応・独自ドメイン持ち込み・SSL・広告有無です。比較表は徹底比較でもご紹介しています。
私たちはPHP 8.3、MySQL 8 / MariaDB 11.4、無料SSL、広告なし、無料サブドメイン+独自ドメイン持ち込み、FTP・オンラインファイルマネージャー、Softaculous 400+アプリ自動設置・5GB NVMeストレージ・転送無制限・VistaPanel・Cron・phpMyAdminをご用意しています。ぜひ無料プランでお試しください。申込後に配布されるURL(無料サブドメイン等)と管理画面への入り方を控えてください。無料プランの内容は料金ページをご覧ください。
ステップ4:index.htmlを1ページ作る(30分)
次章のコード全文をテキストエディタに貼り、自分の紹介文に書き換えて index.html として保存します。文字コードはUTF-8、ファイル名は半角小文字にします。画像を使う場合は img/ フォルダを作り、事前に軽量化した photo.jpg などを入れます。巨大なまま置かないことが速度と転送量の要点です。
保存時の注意は3つです。Word等の装飾付き保存を使わない、拡張子を .txt にしない、大文字小文字を混ぜないことです。
ステップ5:アップロードしてブラウザで確認する(15分)
HTMLの場合はHTMLの公開方法の通り、ファイルマネージャーかFTPで公開フォルダ(public_html 等)へ置くだけです。管理画面の表示に従って進めてください。手順の要点は次の通りです。
- 管理画面(コントロールパネル)にログインする
- ファイルマネージャーを開く、またはFTP情報を確認する
- 公開フォルダへ移動する(管理画面の表示に従う)
index.html(とimg/等)を転送・配置する- 配布されたURLをブラウザで開いて確認する
WordPressの場合はWordPressの始め方の通り、自動インストール後に配布URLで表示確認します。いずれも更新時は上書き+強制再読み込み(WindowsはCtrl+F5、macOSはCmd+Shift+R)で最新化します。
ステップ6:SSL化して常時HTTPSにする(15分)
SSLとはの概念を押さえた上で、SSL/HTTPS設定手順に沿って有効化します。要点は、有効化後に http:// で開いても https:// へ転送されること、ページ内の画像・CSS呼び出しに http:// が残っていないこと(混在の解消)です。内部リンクは相対パス(/about.html や img/photo.jpg)にすると混在しにくくなります。
ステップ7:独自ドメインと改善へ拡張する(公開後)
公開直後は無料サブドメインのままで構いません。公開物が固まり、人に見せ続ける段階で独自ドメインを追加します。住所の考え方はドメインとは、結びつけの実務は独自ドメイン設定、裏側の伝播はDNSとはで扱います。浸透待ちの間は旧URLも残し、移行後に恒久転送(301/308)で統一します。
アクセスが増えたら画像最適化・キャッシュ見直し・有料プラン検討へ進みます。動的化したい場合はPHPの動かし方とデータベースの作り方、連携の全体像はPHPとMySQLの連携で扱います。
コード全文:最初に公開する1ページ
下記をコピーして自分の内容に書き換えると、そのまま公開できます。WHATWG HTML StandardとMDNのHTML基礎に沿った最小構成であり、文字コードUTF-8とスマホ対応のviewportを含みます。ファイル名は index.html にします。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<meta name="description" content="はじめて公開する自己紹介の1ページです。">
<title>はじめてのホームページ | 自己紹介</title>
<style>
body { font-family: system-ui, -apple-system, "Hiragino Sans", sans-serif; line-height: 1.8; margin: 0; color: #222; }
header, main, footer { max-width: 720px; margin: 0 auto; padding: 16px; }
header { border-bottom: 2px solid #eee; }
img { max-width: 100%; height: auto; }
.card { border: 1px solid #e5e5e5; border-radius: 8px; padding: 12px 16px; margin: 12px 0; }
</style>
</head>
<body>
<header>
<h1>山田太郎のホームページ</h1>
<p>Web制作を学習中の自己紹介ページです。まずは1ページ公開が目標です。</p>
<nav>
<a href="#profile">プロフィール</a> |
<a href="#works">作ったもの</a> |
<a href="#contact">連絡先</a>
</nav>
</header>
<main>
<section id="profile" class="card">
<h2>プロフィール</h2>
<p>東京都在住。HTMLとCSSを学習中です。趣味は写真と散歩です。</p>
<img src="img/photo.jpg" alt="散歩中に撮った風景写真" width="640" height="360">
</section>
<section id="works" class="card">
<h2>作ったもの</h2>
<ul>
<li><a href="about.html">詳しい自己紹介(2ページ目の例)</a></li>
<li>学習メモ(準備中)</li>
<li>写真置き場(準備中)</li>
</ul>
</section>
<section id="contact" class="card">
<h2>連絡先</h2>
<p>ご連絡はメール([email protected])までお願いします。</p>
<p><small>最終更新日:2026-09-09</small></p>
</section>
</main>
<footer>
<p><small>© 2026 Taro Yamada. All rights reserved.</small></p>
</footer>
</body>
</html>
2ページ目(about.html)を足す場合は、同じひな形で <h1> と本文だけ変え、トップから <a href="about.html"> でつなぎます。画像が出ないときは img/photo.jpg の階層と大文字小文字、拡張子(.jpg と .jpeg の混同)を疑います。公開フォルダ直下の配置イメージはHTMLの公開方法でも図示しています。
<!-- about.html の最小例(抜粋・同じheadを使う) -->
<h1>詳しい自己紹介</h1>
<p><a href="index.html">トップへ戻る</a></p>
<h2>経歴</h2>
<p>2026年からWeb制作を学習。まずは静的ページの公開を習得中。</p>
エラーと解決:5行以上の早見表
公開前後に頻出する症状を表にまとめます。HTTPとはの状態コードと対応付けて読むと切り分けが速くなります。
| 症状 | 状態・表示 | 確認順 | 対処 |
|---|---|---|---|
| 404 Not Found | ページが見つからない | URL綴り→置き場所→ファイル名 | 大文字小文字・階層・拡張子を修正。公開フォルダ直下か確認 |
| 文字化け | 日本語が□や謎文字 | 保存形式→meta→ヘッダー | UTF-8で保存し直し、<meta charset="UTF-8"> を確認 |
| 古い表示のまま | 更新が反映されない | キャッシュ→転送成否→CDN | 強制再読込、別ブラウザ確認、FTPログ確認 |
| 画像のみ出ない | 文章は出るが×印 | パス→ファイル名→配置 | 相対パスと img/ 階層、拡張子を確認 |
| 鍵マークが出ない/警告 | httpのまま・混在警告 | SSL状態→内部リンク→転送設定 | SSL/HTTPS設定手順で有効化し http:// 呼び出しを除去 |
| 500 Internal Server Error | 動的ページで停止 | 直前変更→PHPログ→権限 | PHP・.htaccess を1行ずつ戻し、権限を見直す |
| ドメインで開けない | DNS・浸透中の表示 | 綴り→NS設定→時間経過 | 独自ドメイン設定とDNSとはで確認し待つ |
補足として、500は静的HTMLだけでは出にくく、PHPや .htaccess を触り始めた段階で出ます。変更前は必ずバックアップを取り、1行ずつ反映する習慣が復旧を速めます。動的化の入口はPHPの動かし方で扱います。
公開前のチェックリスト
公開ボタンの前に9項目を確認します。全てにチェックが付いたら公開へ進みます。
- ファイル名は半角英数・小文字で、トップは
index.htmlになっている - 文字コードはUTF-8で保存し、
<meta charset="UTF-8">とviewportが入っている - 画像は事前に軽量化し、巨大なまま置いていない(目安ではなく習慣として)
-
httpとhttpsの混在を残していない(内部は相対パスかhttps://) - スマホ表示を確認した(横スクロールやはみ出しがない)
- 配布URL(無料サブドメイン等)で
https://の鍵マークが出る - 更新日・連絡先を明記した
- FTP情報を安全に保管し、公共PCに残していない
- 独自ドメインを使う場合は浸透待ちと転送計画がある
注意点と公開後の育て方
注意点は4つです。第一に巨大画像のまま置かないことです。公開前に縮小・圧縮する習慣が最も効果的な改善です。第二に独自ドメインは後付け可能であり、最初は無料サブドメインで練習します。第三に公開と同時にHTTPS化することです。第四に管理画面の表示に従って進めてください。
公開後の育て方は、計測→改善の往復です。まず表示確認(PCとスマホ)、次に軽量化、次に拡張(2ページ目追加、独自ドメイン、WordPress化)の順に進めます。拡張の選択肢を表で整理します。
| 育て方 | やること | 目安の順番 | 対応記事 |
|---|---|---|---|
| 見た目の改善 | CSS整理・余白・スマホ最適化 | 公開直後 | HTMLとはの応用 |
| 住所の強化 | 独自ドメイン取得・結びつけ・転送統一 | 公開物が固まったら | ドメインとは/独自ドメイン設定 |
| 更新体制の強化 | WordPress化・フォーム追加・DB連携 | 更新頻度が上がったら | WordPressの始め方/PHPとMySQLの連携 |
| 信頼の強化 | 常時HTTPS・連絡先明記・更新日管理 | 公開と同時〜継続 | SSLとは |
よくある質問
Q. ホームページとWebサイトの違いは何ですか? A. 日常会話ではほぼ同義です。厳密にはホームページはトップページ、Webサイトは全体を指しますが、本記事では同義として扱います。まず1ページ(ホームページ)を公開し、全体(Webサイト)へ育てる流れです。
Q. お金はかかりますか? A. 学習・試作なら無料サーバーと無料サブドメインで始められます。独自ドメインや拡張が必要になった段階で費用を検討します。FreeHostBoxでは広告なし・無料SSLをご用意していますので、ぜひ無料プランでお試しください。
Q. HTMLとWordPressはどちらから始めるべきですか? A. 軽量公開・学習ならHTML、頻繁な更新・事業サイトならWordPressが近道です。無料サーバーなら両方試せます。HTMLはHTMLとは、WPはWordPressとはから入れます。
Q. 公開までどのくらいかかりますか? A. 1ページの静的公開なら当日中も可能です。独自ドメインの浸透待ちやWordPress初期設定は別途時間を見ます。まず無料サブドメインで公開し、独自ドメインは後付けが安全です。
Q. 無料サブドメインと独自ドメインはどちらがよいですか? A. 練習は無料サブドメイン、見せ続ける段階で独自ドメインを追加する流れです。住所の考え方はドメインとは、結びつけは独自ドメイン設定で扱います。
Q. HTTPS化は必須ですか? A. 新規サイトは常時HTTPSが標準です。無料SSLで対応し、混在を残さないことが要点です。概念はSSLとは、手順はSSL/HTTPS設定手順で確認してください。
次に読む記事・出典
- HTMLとは — 中身の文書の書き方。h1・p・a・imgの基礎を固めます。
- HTMLの公開方法 — ファイルマネージャーとFTPの両方式での置き方と404直しです。
- WordPressの始め方 — 更新体制を強化したい場合の自動設置からの手順です。
- 無料レンタルサーバーとは — 公開場所の選び方とチェック観点です。
- ドメインとはとDNSとは — 住所と解決の仕組みです。独自ドメイン拡張の土台になります。
- SSLとはとSSL/HTTPS設定手順 — 公開と同時に行う常時HTTPS化です。
- HTTPとはとWebサーバーとは — 仕組みに戻って学び直す場合の起点です。
出典
- WHATWG HTML Standard、MDN Web Docs(HTML基礎・HTTP概要)
- IETF RFC 9110〜9114(HTTP Semanticsほか)
- 無料プランの内容は料金ページをご覧ください。分からなければ私たちがサポートします。まずは無料プランで実際に触って確かめてみてください。
よくある質問
ホームページとWebサイトの違いは?
日常会話ではほぼ同義です。厳密にはホームページはトップページ、Webサイトは全体を指しますが、本記事では同義として扱います。
お金はかかる?
学習・試作なら無料サーバーと無料サブドメインでゼロから始められます。独自ドメインや拡張が必要になった段階で費用を検討します。FreeHostBoxでは広告なし・無料SSLをご用意していますので、ぜひ無料プランでお試しください。
HTMLとWordPressどちらから?
軽量公開・学習ならHTML、頻繁な更新・事業サイトならWordPressが近道です。無料サーバーなら両方試せます。FreeHostBoxではPHP 8.3・MySQL 8/MariaDB 11.4・Softaculous 400+アプリをご用意していますので、ぜひ無料プランでお試しください。
公開までどのくらいかかる?
1ページの静的公開なら、HTML作成と転送・SSL化がそろえば当日中も可能です。独自ドメインの浸透待ちやWordPress初期設定は別途時間を見ます。
無料サブドメインと独自ドメインどちらで始める?
最初は無料サブドメインで練習し、公開物が固まったら独自ドメインを追加する流れが安全です。後付け可能です。
HTTPS化は必須?
新規サイトは常時HTTPSが標準です。無料SSLで対応し、混在(http呼び出し)を残さないことが要点です。
次はHTMLを書いて公開してみる
仕組みが分かったら手を動かす番です。HTMLの基礎から無料公開まで進みましょう。